はじめに ~チャイルドルームで過ごす時間~
★チャイルドルームでは、徐々に親から離れ、集団生活への第一歩を踏み出します。年齢にあわせた環境のなかでは、徐々におむつが取れ、まわりの子どもたちの刺激を受けながら少しずつ言葉も増えていきます。日々のさまざまな成長をご家庭と共有していきます。
【2歳頃の成長】
2歳になると自我が芽生え、指先を上手に使えるようになり、いろいろなことを自分でやりたいと感じるようになります。
【3歳頃の成長】
3歳になると、一人遊びから徐々に友だちと同じ玩具を使って遊べるようになり、少しずつ集団生活を楽しく過ごせるようになります。
このように2、3歳は自分でやりたい気持ちが生まれる一方、まだ思い通りにできないことも多く、このイライラを大人にぶつけてしまう反抗期となります。しかし、集団生活を送るなかで我慢することを覚え、反抗期を上手に過ごすことができれば、より一層の成長・発達に繋がります。
保育内容 ~チャイルドルームで過ごす1年間~
【4月・5月】
・母子分離に徐々に慣れていきます。
→入会時は2時間程度の保育から徐々に時間を延ばしていきます。
そのため、5月中旬頃までは昼食前の保育となります。
5月後半からはお弁当を持参していただき、少しずつ昼食の時間に慣れていきます。
・2歳児のお子さんのほとんどは、まだおむつがとれていません。そのため、あらかじめ替えのおむつをまとめてお預かりします。
→ご家庭との連携でおむつが取れるよう順次かかわっていきます。
※チャイルドルームのトイレは2歳児用に設計されているため、排泄しやすいつくりになっていますのでご安心ください。
【6月・7月】
・手の洗い方や靴の脱ぎ方、リュックの整頓など身の回りの支度を通して自立への第一歩を歩み始めます。
・6月に入ると本格的に給食が始まります。
→昼食の支度や片付け、いろんな食材を味わうことやこぼさずに食べることなど、みんなと一緒に食べる楽しみを通して学んでいきます。
※お弁当を持参していただく日と給食を提供する日の比率はおおよそ同じ割合になります。
・チャイルドルームでは、年齢にあわせた遊具や運動用具があります。これらの遊びのなかで一人遊びから徐々に友だちとの遊びへと広がり、周りの友だちとのトラブルを体験しながら心が育っていきます。
【8月】
・8月は夏休みとなります。
【9月~12月】
・身の回りの支度や友だちとの遊びも徐々になれ、いろいろな遊びを通してみんなで一緒に遊ぶ楽しさを学んでいきます。特に2学期後半からは自分でスモックを脱ぎ、畳んでリュックにしまって帰ります。
・指先を使う遊びでは、動物やキャラクターの顔を使ったボタンかけ遊びや、おはじきの細通しなどを体験してみます。その他の遊びでは、リトミックやリズム遊び、粘土やお絵かきなどが人気です。
・「運動会」や「夕涼み会」など、こばと幼稚園の行事に参加し、非日常的な空間で保育を体験してみます。
※行事の構成・内容によって参加いただけない場合もあります。
【1月~3月】
・幼稚園の入園に向けて、1日入園(体験)などを行います。幼稚園で実際に保育体験をして、新しい先生と触れ合うことで、入園の気持ちの準備をしていきます。
・修了会では、ごっこ遊び(オペレッタ)や歌遊び、リズム体操などチャイルドルームでできるようになった様子を見ていただきます。